屋根裏になんだ住み着いている。夜になるとどたどたと屋根裏を歩く。
相当大きな足音なのでアライグマかハクビシンかな。
ご近所さんからアライグマいますよ。
クロベエちゃん時々外出てるから大丈夫?と心配頂いた。
さすがのクロベエもアライグマには勝ち目はない。
まあ、取って食いはしなかろうが大怪我させられる可能性はある。
始め音がするだけの時は「憶えがないが何のポルターガイストかな。でもそれにしては屋根裏というのは不思議だな・・・」と大して気にもしなかったが、やはり昨日京都のお寺さんでハクビシンがすみすいてしまったという方から早くしないと「天上からおしっこが漏れてくるんですよ。すごくくさいんです。」という話。
私としては実体のない妖怪の方が実物の獣よりはまだ扱いやすい。
ハクビシンというのは日本にいるジャコウネコの類で室町時代からいる。
西遊記に出てくる玉面狸の妖怪というのはおそらくこのハクビシンだ。
30年くらい前、京都で買って幼獣から哺乳して飼ったこともあるおよそ馴れない。
それでもう欲しいという動物商にあげたが早速かまれたという電話があった。
ジャコウネコというのは馴れにくい種族だ。馴れはヤマネコの方がまだマシだと聞く。
境内には今もってイタチもいるとのこと。まあ、イタチがいればネズミはよりつかない。
というので業者を探したが・・・こういうものはピンキリ。
なんだかんだ言って100万円の請求をされたケースもあるという。
私はこういう時はお役所に聞きます。
お役所で紹介してもらった登録業者さんなら信用できますから。
私としては捕獲しないで退散させていただきたく思う。