金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

どっこいおいらはいきている!

ここ数日めっきり冷えてきました。天気悪いし。
今朝、庭で見つけたカマキリ。
こういう肉食系の生き物が冬直前まで残るのはつくずく自然の過酷さと思います。
エサとなる動物がいなくなって最後に滅ぶのは彼ら肉食の生き物。自然の定めです。
はるか上空には網から落ちそうなくらいに大きくなったジョロウグモがもう獲物が滅多にかからなくなった網の中央でまるで空に浮いているかのように見えます。

カマキリは別名『拝み蟲』
構えているのが拝んでいるように見えますが実は獲物を狙うポーズ。
そう思うと悪徳宗教の幹部みたいな虫です。
小さくて茶色のコカマキリは確か冬の初めまでみたと思うけど、改めて調べたら越冬はやはり無理らしい。
これは違います。ハラビロカマキリですね。南方系のカマキリで本州南部から東南アジアにかけているカマキリです。
だから北に行けばオオカマキリやチョウセンカマキリなどに比べると数はいません。
なかなか見ごたえがあってデフォルメされた絵のように頭が大きく体の幅は広い寸詰まりで漫画チックなカマキリです。だからハラビロカマキリ。
カマは小さ目。

「散る桜、残る桜も散る桜」  諸行無常です・・・・。

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