金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

白根山 噴火!

群馬県白根山が噴火したそうですね。
以下は金翅鳥月報という拙寺機関紙に年頭に寄せた講員向けの記事です。
まだ運気の上では30年になっていませんが噴火などの予兆は出ているのかもしれません。ご参考までに掲載させていただきました。
末筆ながら亡くなられた自衛隊員の方のご冥福をお祈りいたします。

本年戊戌年の運気の概要
平成三〇年は戊戌年、九紫火星です。正確には二月節分から変わりますが、本年の運気概要を申し上げます。
まず戊も戌も土の五行です。土は変化を表す五行の性質故に変化や変動の多い年と言えましょう。土ですので大地を表す関係から地震の発生も考えられます。災害は北は重く、南は軽い。中宮に九紫火星がありますし、戊も火を含む土性ですので、あるいは火山爆発かもしれません。去年は丙の火が酉の金を克害し、水を生じたので雨の多い一年になりました。今年はむしろ旱魃がある傾向です。
また九紫火星は知恵の火、智慧の太陽ですので科学面、文明面では躍進があります。新しい発明や発見が生まれます。そのほかでは文化、芸能、医薬品、金属加工や火を扱う職業は好調でしょう。次いで水産や漁業もいいでしょうが、これは情況が乱動する恐れもあります。悪い点では最悪、軍事衝突や戦争ということになるかもしれません。直接、日本が巻き込まれることはないかもしれませんが、その影響は少なからずあるでしょう。これは九紫中宮になる年は国際関係を表す四緑が暗剣殺になっているからで、その上定位の午の位置である南が暗剣殺であるために、とりわけ個人レベルでは四緑かつ午年の人は注意がいります。四緑が暗剣殺ですと戦争にならないまでも国際関係の悪化も考えられます。他にも流行病のおそれもあります。また、八白に歳破がついている分、不動産運も油断できません。今年、不動産を求める方は十分方位などに注意してください。土地より家屋が影響します。地域バブルなどと言って射ますが、総体的には軒並み下落するでしょう。歳破のつく巽は四緑の定位ですので、かさねて四緑の人はよくよく気を付けられたい一年です。
大運は八運の上に九紫が乗り、本年は易卦の基本卦は「火山旅」で、戌年なので」地山譲」に変じます。二十九年の基本卦は「水山蹇」で酉の四爻が変わり「火山旅」に変じました。つまり景気が良くなったなどと喜んでいるが、実際の日本の姿はどうも足を引きずって、あてもない旅をしているようなものなのです。つまり次の落ち着き場所や次の一手が見つからないのです。経済的にも。国際的にもそうでしょう。
本年は、そのあてもない旅をしていたものが座を譲る形なので、今まで表向きどうにか盛に見せて体面を保っていたものにも限界が来ます。この旅というのは易卦の場合は楽しいものでなく本来の場所を退いて放浪するようなものです。
つまり限界で譲り退くものが多く出てきます。ですからそれによって大きな流れの変化が起きるのだと思います。