私は少年時代に怪獣ブームが全盛で育った世代。
還暦過ぎた今でも怪獣だの妖怪だのは大好きです。
珍しいと言うだけで買った怪獣絵本。これぞ物好きの極致!
きょうはわたしのそういうおバカさ加減全開です。
「マッハ怪獣ラドン」はじまり。はじまり。
話は南米にアンギラス、カマキラス、ゲゾラといった色々な怪獣が上陸する。ゴジラは迎え撃つ。
題名になっているラドンは敵怪獣の一匹でしかないのだが・・・ゴジラを持ち上げて苦しめる。
こことおもえばまたあちら。すばやいラドン
背後から絡みつくゲゾラ。どうも敗色の濃いゴジラだが、このあとどうなったかはなんにもなし!
で、ゴジラは人間の味方かというとそうじゃなくて、何の用があって飛んでいるんだかわからない飛行船を破壊する。「やったぜ ゴジラ」とあるが作者はどっちの味方?ゴジラは怪獣、人間どちらの味方だかもうさっぱりわからない(笑)
もうひっちゃかめっちゃか。ラドンは別に主人公じゃないんだね。
最期にこの様子にラドンはおったまげて空中旋回したとあって終わり。
何のための題名だ!なんだかさっぱりわからない。
大昔の香港でできたB級カンフー映画並みの無茶苦茶さ。
これだけバカバカしいとむしろあっぱれです!
買ってつくづくよかった!(笑)