人の言葉は裏腹だ。
そこに腹を立てないということは難しいが、実は本当に腹が立つのはそれに乗ってしまった自分に対する瞋りなのだろう。
「一生恩に思います。」「何があってもかけつけます。」などなどすぐに軽々しく重い言葉を言う人もいる。
たやすく涙を流してもの言う人もいる。
そういう人はサルのようなものでそうすれば有利だと知っているだけだ。
まあ、一種の話術だね。
それが自然と身についている人もいる。
別に悪気もないが心に誠があるわけでもない。
深い考えはないし、言葉に伴う責任も考えない。
憶えてさえいないかも(笑)
現実はテレビドラマではないのだ。
そういう見方をしてたら人を見誤る。
人の言葉だけを真に受けて一々反応していたら大きなまちがいだ。
沢山の人と対談してきてそう思う。
相手が泣いてる話しているからと言って悪いが特別な思いはない。
言葉だけで動いてしまう人。そういう人は往々にして裏切られた!嘘じゃないか!といって腹を立てるという愚行に陥る。
その人はただその時の感情で口走っているだけかもしれない。
言うは易し。
言葉じゃない。
後の行動だけが真実だ。
言葉は聞き流すだけ。
そうすれば、裏切られたりもせず、人をなじらず、腹も立てずに生きていける。