「お客様は神様」はあくまで商いの道の内証の気持ちです。
そこを絶対の前提のように顧客が強要するのはばかげている。
ひどいマナーのお客さんには言葉丁寧に「それは無理です」「お断りします」はいっていい。
神様は無理なことは言わないはず。
いくら客が怒ってもその文句を付けるところがなければそれまでだ。
消費者庁にでもどこにでもいけばいい。
「二度と来ない!」と言う客もいるが是非そう願いたいお店も多いだろう。
神社仏閣だってもう来てもらいたくない客はいるもんだ、
たとえばお寺でも塔婆やお札の名前の字がちょっと違っているだけで激怒する人がいるという。
どうしてそんなに怒るのか?
書きなおせばそれですむことだと思うのですがどうして?
一体何がそんなに傷つけられたというのだろうね。
もちろんわずかな部分だから書き直したくないとか言うのはそれは許されません!
特に塔婆の戒名は難漢字が多いですからね。間違いもある。
間違えば直す。それだけのこと。
現代のお坊さんはそういうのに詳しくない人も多いから大変だ。
当然ながらご指摘があればうちではお詫びして必ず書き直したものを早急にお送りしています。勿論、札の加持も再度ほどこして送る。
なかにはお詫びして書き直してももなおしつこく「もし気がつかなっかったらどうなるんだ!」とか言う人もいる。
「だれも気が付かなきゃそれまででしょ」という以外ない。
あんまりしつこいとしまいにゃこっちもケツまくります。
どこまでも延々と下らない文句聞いていると思ったら大間違いだ。
「そうかい。じゃあ此の首でも討って持っていくかい?」と聞きたくなる。
自分の名前がまちがっているのに当の本人でさえ気が付かなきゃアカの他人がわかるわけないだろうが。
そういうオエライ人はうちはマッピラお断りだ。