伝授したものをすぐに我流にアレンジする者がいますが言語道断ですね。
そういう人に伝えたら正しく伝わらないばかりか、邪なものに変形する。
法水写瓶といって水を瓶から瓶へそっくりうつすようにすべしという。
それができない。
一流開く学識の大阿闍梨ならともかく。浅学のひよこ程度の身分で機会あれば、すぐに我流を加えたい心が見え隠れする者は法の器ではない。
ついには法流を汚すもので追放に値します。
イノヴェーションは日本人の十八番ですが伝法の庭では禁止です。
授かったらといってなにもかも自分の自由ではない。
したがって門外漢で「密教学んでアレンジしたいんです」などというスピ系の人はもちろんお断りです。