翌日は安比を後に浄土ヶ浜へ出発、岩手の海・リアス式海岸は初めて。
津波被災地を見ておいては?という社長の提案。そうですね。毎度岩手にきていて被災地を訪れないのは僧侶としてこれはいけませんな。
浄土ヶ浜の地名は、天和年間に宮古山常安寺七世の霊鏡竜湖(1727年没)が、「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられたと言われています。
なるほど・・・透明度が高い。
津波被災者のことを想って心経一巻読誦。
この美しい海から災いはやってきたのですね・・・
宮古市は海沿いには大きな壁が延々と作られていました。
1000円に一度と言われた大津波、でも津波から命からがらに助かった人たちにしてみれば明日にでも来たら・・・という深い恐怖があるのでしょう。
おそらく誰も作るのに反対しなかったことでしょう。
仲良し親子。小野寺社長とご子息。
ウミネコさんたちです。
街のここまで津波が来たそうです。塩水に漬かった歩道橋などの随所に錆がみえます。
最後は社長なじみの老舗料亭「駒龍」でお食事。
駒龍さんは近々おかみ交代。今のおかみは大おかみに。四代目誕生。おめでとうございます。こちらで銘酒をプレゼントしていただきました。
いつものことですがおいしいもの巡りの旅になっちゃいました。お許しください。
駒龍は盛岡一の老舗料亭。
駒龍さんの初代女将は駒龍という芸者さん。
「盛岡芸妓」は有名で昔は芸者さんはかなりの人数いたらしい。
今でも芸に年期の入った一流のお姉さんたちがバリバリで活躍中ですヨ!
なかには御年90の方も。素晴らしい‼