2023-01-07 心の空模様 喫茶去 風邪の病み上がりというのは鬱々とするもののようですね。 なにがどうあれどもじッと自己の本性を見つめてみると、もの悲しいのも喜ばしいのも所詮は心の上を行く浮雲のようなものなのでしょう。 考えてみればなにがどうということもない。 雲は流れゆくもの。 様々に流れ来たり去ってゆく雲よりこころの中空にもとよりかかる静かに輝く太陽こそ仰ぎたい。 風吹けども雨降れども動かぬあの大樹は晴れればまた失われる太陽が顔を出すと知っているの違いない。