此の「玉かがみ」の著者は以空上人と言って聖天尊の大行者です。
児島の真興さんの感得した歓喜童子をふたたび世に出したのはこの方だと言います。
「三大僧祇の修行を一念の阿字にこえ、一字の眞言あれば、大聖とても、鈍愚の者も唱やすし。智あさきとても、呪力ふかければ、利益むなしからず。觀念せざれども、三力の加持なれば、悉地成就しやすし。現生には、罪障をはらひ、當來には菩提をゑて、九品蓮臺のまへに、彌陀の聖容をはいせん事、うたがひなし。」
大変ありがたいことです。
昨日も光明真言の秘法について話をしたところでした。合掌再拝。