羽田談
宇賀神さんの三日成就経は私も20代で修行しました。
まあ、当時は修行だけの生活で生産手段らしいものがないので何もなくて当たり前かなあと思っていた。
その後、後にはの善光寺大勧進を務められた宇賀神の大行者、瀧口宥誠大僧正から弁才天修義を指導いただき、さらに浴酒に進みました。
修義をしていた時に宇賀神さんの御加護で願わくは何とか借家でなく自分の道場を持ちたいと思っていたものです。
そうして縁ついたのが今の道場、庭も入れてわずか８２坪余りの極めて小さい法城ですが私のようなものには十分だと思っています。
ですから私は宇賀神様の御利益は確かだなあ、有り難い！と思っております。
今でも私の裏信仰は宇賀神様です。
何尊でもそうですがまず信仰は一生培うものです。そうでなくては信仰とは言えない。
そうでないなら本当の御加護はありません。
今日も企業経営相談の方が見えましたので、上願寺の聖天さまの信仰を紹介し、それを続けていただくよう申しました。
その時だけの信仰、一回限りの祈祷などでなにほどのことがありましょうか。
うちに相談に見える方には占い師ではなく、僧侶ですので信仰を前提にお話ししております。
ながらく地元の電話帳に占いとしても載っていましたので占い師と思ってお尋ねの方がありますので削除してもらうようお頼みいたしました。
