金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

ヘリントン湖の怪物 「イール・ピッグ」

news.yahoo.co.jp

イール・ピッグの目撃は、ヘリントン湖の造成直後から相次いでいたようだ。1972年、湖畔に家を所有していたケンタッキー大学のローセンス・S・トンプソン教授は、幾度となくその奇妙な生物を目撃してはいたものの、正体が特定できないと報告。それを聞きつけたルイビル・クーリエ氏が教授へのインタビューを行った。「本物の怪物だと信じているか」という質問に、トンプソン教授は「ワニを見たこともない人が初めてワニを見たら怪物だと思うだろう、その意味での怪物にすぎないよ」と回答した。  その正体については、ミシシッピー川をさかのぼりヘリントン湖へ迷い込んだワニ、または北米最大の淡水魚であるアリゲーターガーの誤認ではないかという説が有力視されている。一方では、湖底の鍾乳洞に住んでいた先史時代の生物が、湖のダム工事によって浸水したことで浮上してきたのではないかという少々ロマンに寄った説も唱えられている。  この怪物がいつからイール・ピッグと呼ばれるようになったかは定かではない。現在では、ブタというインパクトゆえか、ブタの頭部にウナギ状の体というキメラめいた姿でイラストに描かれることが多い。だが、目立った報告が先のトンプソン教授以外にほぼ見られないというのも少々疑問であり、伝播によって都市伝説化しているUMAと言えるかもしれない。  およそ100年もの間、その正体が明かされることもなく語り継がれるイール・ピッグは、そのような論争とはお構いなしに今もヘリントン湖で平穏な生活を送っていることだろう。

 

ウナギイヌならぬウナギブタ?

多分。未発見の魚類か大型漁師得類だろう。いても不思議は別にない。