金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

福来郎に合格祈願 日本的霊性の発露

 news.yahoo.co.jp

9日、福島県伊達市で撮影された、フクロウの赤ちゃん。神社にある木を住みかにしていて、幸せを招く鳥としていま、話題を集めています。

地元の人からは、幸運を招く、その名も「福来朗(ふくろう)」の愛称で親しまれています。 毎年見に来ている齋藤眞一さん「今年孫が大学受験で合格しました」 浦部アナ「どこに?」 齋藤さん「東大。受験の時はハラハラしてお願いしたり毎年フクロウにお願いしているから合格したのかなってうれしくなった」

 

 

ここに日本人の信仰の原点がある。

日本人は珍しいものや奇異なるもの、美しいものから神性を見出しアクセスできるという霊的に優れた民族だ。岩や巨木ですら聖なるものを見つける民族。

現代宗教はアニミズムを馬鹿にするが理論武装する必要のない天然の信仰だ。

 

とりわけ一神教の人は「鳥」を拝むなんて!とは笑うだろうが、理屈や哲学の中の全知全能という神様よりも身近に聖なるものを見つけられる存在が私にははるかに納得できる。

エホバやアラーに信仰よりフクロウ拝む心の方が私には容易に理解できる。

全ては大日如来。フクロウも大日如来。