いよいよ明日から双身毘沙門天浴油供を三日間修行します。 道具立ては聖天浴油とほとんど同じですが、聖天様と違って大根でなく昆布を上げます。 真言宗の作法は毘沙門儀軌を。天台宗は吽伽駄耶儀軌をもとにしていますので内容は東密、台密でかなり違う感じ…

去年、金剛尊院教会（上願寺住職になる予定）の藤川師が勧請した聖天の天覆です。 お預かりしている藤川師の聖天様 羯磨形の尊像で、これは祈願を聞く姿勢が通途より積極的なお姿と言われる。 そのせいか否か…あれよあれよという間に伽藍を買うまでになって…

昔ある禅僧のもとにエライ軍人さんが訪ねて来たといいます。 目的は何か?高僧ともにを語り教養、見識を深める。そんなところだったんでしょう。 でも客間に通されてもなかなかくだんの禅僧は出てこない。 出てくるのは小僧さんが時々来てお茶を入れるだけ。 …

惟宝蓮躰という江戸時代中頃の真言のお坊さん。この人は有名な浄厳さんのお弟子ですが、真言礦石集という面白い仏教説話集を書いています。 そのなかで蝦蟇の恩返しの話が出てくる。 拙寺のミヤコヒキガエル 大阪にある老いた尼さんがいたそうです。 いつも…