金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

シンプルにとればいい?


明星天子三度目の来訪。
明星さんは質問形式で来る。

「どうせ叶わない、どうせダメだ。
なぜそのように思う?
絶対叶う。かなわない願いなんてない。
なぜそのように思う?
そのような考えはどちらも必要ないではないか?
どちらもおなじではないか?
願うもの、必要なものをそのままに取ればいいだけではないか。」
非常にシンプル。
明星様のお言葉は視点を変える
え、そう言われましても…と思う?
でも少なくともそういう考えを起こせば何とかなると思っている自分がいるのかも。
叶わないとなれば叶わないのが当たり前、叶えばラッキーで叶わなくてもガックリ来ない。失敗に備え目標のアップを狙っている?
絶対叶うとなれば逆に自己評価のアップを自分で画策しているのかも。
これも裏には必ずしも自信ではなく自己評価の低さがあるのかもね。
心はあざとく傷つくのを恐れ防衛線を張りながら進むんだね。
でも願いが叶う叶わないとそれは関係ない。評価なんかいらないでしょ。おっしゃるとおり、そうかもしれません。
宇宙から来た方には私たちのそうした下らない心情から出た考えは不思議なようです。

お姿は相変わらずぼんやりとした光の玉。
本当に何かを知らせようとするときは、その一部がまた光の玉を生んでこちらにはいってくる。

こういうことは全て妄想幻覚では?そうかもしれないね。
そこは全然争わない。
明星と言えば天体。
天体がそういう意思を持つのか?
万一意志があったとしても遠く離れた地球の人間に関心なんかはないはず。
この明星天子は明星に対する人間の信仰が生んだ集合無意識でしょう。
星の信仰はすべてそうだと思う。太陽も月も北極星も。

あるいは・・・この明星天子がただの私という人間の心の影だとすると随分人間の心は芝居がかったこともするもんだね。それはそれで面白い。