彼は聖天行者でNLPトレーナーでもある。
一目見て体からかってないほど強いエネルギーが噴き出している。特に手のひらあたりがすごい。
一体、何をしたのか聞いてみたが、ヒーラーの講習もちょこっと行ったがそんなにやっていないという。
そうなったら人の病気は触れるだけでよくなるはずだと言ったら…人はまだしていないが動物はどんどん良くなるらしい。おそらく手もふれないで近ずけるだけでできるだろうといったら、「そうです。わかりますか?」という。
他の連中はともかくギリガン博士はこの変化に気づいていたようだという。
おそらくなにかとつながっているんだろうけど・・・こうなったらドンドン不思議は起こるが、そのいっぽうでエネルギーがどんどん流出しだしたら止まらない危険な状態の一歩手前でもある。
ヒーラーや病気直しの教祖様でモノ凄い!という評判でも直に亡くなってしまうのはこのパターン。
「だが、お前はこのエネルギーを手かざしのヒーリングなどに絶対に使ってはいけない。外に出さず祈願のエネルギー源として温存しなさい。そうすれば汲めども尽きない大きな太陽のような存在を自らのうちに宿せるから。」とアドバイスしました。
思うにギリガンさんもきっと同じようなものを宿しそういう風にしているのだと思う。
また、こういうエネルギーができてくるとやたらめったらモテまくるのでそちらのほうも、その気もないのに適当に気を持たせたりして深く怨まれぬよう注意するように言っておきました。
太母とはマハーカーリーや訶梨帝母(鬼子母神)の様なもの。
弁才天も実は同様の太母である。
女性のすさまじい性的エネルギーの勝てないもの、対極にあるものはその帰着点としてのおおいなる母のエネルギーだけです。
母は女性の性的エネルギーの昇華した形。その愛はもはや男性にではなく、全て子供に向けられている。
オスなんか交尾を果たしたメスのカマキリにはもはや子供のための栄養源でしかない。
そのエネルギーを取り込めば難なく退けられるはずですから。
そんな言葉が次々口から出た。
種明かしするとこれはどうも風狐さんの知恵のようです。(笑)