日曜星は
4歳 13歳 22歳 31歳 40歳 49歳 58歳 67歳 76歳
85歳 94歳を迎える方に廻ります。
日曜星は太陽のことです。
総てをあまねく照らす太陽。
多くの儀軌には大吉星とする星周りですが、それはもともと密教の修行僧向けだからです。
この星はすべてを明るみに出します。
修行僧のように僧団で嘘のない生活、学問や修行に明け暮れしている人にとっては文字通り大吉というえましょう。
でも人間何かしら人に秘密にしていることや知られたくないことがあるものでしょう。
悪事でなくても。
それが表に出やすい。だからそういう意味で大吉とは言い切れない。
インド占星術でも太陽は文句なしの吉星じゃない。
大いに災いとなることもあるようです。
学問や有名になること。発表したり表舞台に出ることは吉と考えていいのです。
芸術関係も大いにいいとします。栄転もあるかも。
でも彼女や彼氏のいやな部分が見えてしまって思い切って別れる。ほかにも離職するなどの意味もある。
悪い点では法律のトラブルやお役所からのペナルティも考えられる。
秘密が世間にばれて嫌な思いもする。
こうなるとあんまり吉星とばかりいえないイメージも出てくきます。
太陽の前には七頭立ての馬車がある。日曜星はこれに乗る。
アポロンみたいに。
ギリシャ神話とインド神話はどこかでつながっているんでしょうかね。
このお像は頭の上にお馬さんが乗っています。
インド神話ではその馬車の御者が摩利支です。、これは太陽と逆にすべて隠す存在。
摩利支天が日曜星に付随するということは人間は隠すことも大事だからでしょうね。
お経によるとこの摩利支天はスピード第一で太陽の神から目には見えないくらい早いそうです。日光の神ですからね。
密教だとイノシシに乗って日月の前を突っ走る存在。
だから日曜のすべてを明るみにだすのをセーブするのが摩利支天。
そういう意味では日曜星の人は摩利支天もいっしょに拝みたいものです。
日曜星の真言はオンアニチヤシリソワカ
摩利支天はオンマリシエイソワカ