きのうは所用で京都方面にいっていました。
用事まで時間があるので五條橋のたもとの仏教古書葎・藤井文政堂さんに。
摩利支天・弁才天・大黒天の軍神三神のお軸です。
江戸末期のものかと、税込み10万円くらいだそうです。
興味のある人は問いあわせてみたらいいと思う。
まだまだ時間があるので今まで行ったことのない八坂の五重塔へいくことに。
五条大橋と四条大橋の間の松原橋をまっすぐ歩いていく。
すると・・・途中六道の辻と言う怖い名前の場所に。左方向は六波羅蜜寺です。
この辻には死んだ女性の幽霊が赤子を育てるために求めたという有名な飴の店があります。
さらに細い坂道を行くと「六道珍皇寺」が左手にあります。
水子祠堂の横にはお岩明神がある。あの四谷怪談のお岩様?
こちらは地獄と行き来した小野篁卿のお姿
異才の人物だった彼は夜は地獄の閻魔の庁に招かれ閻魔大王の補佐官を務めていたという伝説があります。
五重塔が見えてきた!
日本最初の仏塔だそうです。
塔の手前、右手には八坂の庚申様。本尊は青面金剛夜尊。
伝説多き呪術僧・浄蔵貴所の創建といいます。
本堂にはおびただしいくくり猿 なぜか境内は浴衣姿の若い人でえらく賑わっています。意馬心猿の喩もあるように私たちの心は奔放なお猿のようなもの、キチンをくくって捉えておかねばと言う教えからきているのでしょう。
坂を下っていくと右手に「mokumoku」というアートな喫茶店を見つけました。
シックですがなかなか内装がステキ。御主人は京都の方、奥さんは広島の人だそうです。
ジャズのライブもあるとか。
この机も椅子もいいね。美味しいレモネード。
さて一路、北上するとご存知、縁切りの有名な神社「安井琴比羅宮」
日本第一の怨霊だった崇徳上皇様をお祀りしています。
ご本宮です。
びっしりと祈願を貼った岩、無事に潜り抜けたら悪縁バッサリとのことらしい。
この後、新門前通りのギャラリー三上さんでコーヒーご馳走になってチェックインに帰りました。
今回のお土産は幽霊子飴です。