拘束は可視化することは早急に必要だ。
精神病患者が、密室でなにをされてもよいなどということはありえない。
だが同時に慎重でもありたい。
これを医療を知らない人間が通用の人権問題に還元して、結果、患者が事故にあったり、加害者となるような事態は避けなければならないのではあるまいか。
突き詰めれば病院の責任になるのだから医療判断がもっとも重要であることは間違いない。
いろいろな犯罪が起こるが常に精神鑑定の問題が付いて回る。
大事なのは患者も第三者も守られることだ。
そこは専門的な微妙な領域だ。
そこを考慮せずただ人権侵害云々でものをいうことは大きな間違いにつながると思う。
たとえば精神疾患では無く入院中、麻酔の残存や長期入院から幻覚などを生じても拘束はあり得る。
医療処置としては場合により、患者や第三者を守るための拘束は必要な医療的行為だという見解は残さなければならないと思う。