現代唯一の聖域「憲法」
保守大勝でいよいよ改憲の準備は整った。
どのように変わるかは大きな課題だが、現今から言えば九条を巡って安保の否定や矛盾につながる改憲はできないだろう。
憲法改正については「戦争ができてしまう。これでも賛成ですか」などという意見を言う人もいるが、私は日本人を信じている。
戦争のできない憲法が大事なのではない。できないのではなく、我々の意識が無益な戦争を回避しようとすることが大事なのだ。
現行憲法は専守防衛も正確に読めばいけないのだ。
アメリカ様の作った手かせ足かせや犬の首輪のようなものをありがたがる理由はひとつもないと思います。
過去、アメリカは 6 回、カナダは 1867 年憲法法が 17 回、1982 年憲法法が 2 回、フランスは 27 回、ドイツは 59 回、イタリアは 15 回、オーストラリアは 5 回、中国は 9回憲法を変えている、
憲法をいじることなどタブーでもなんでもない。
憲法という封印を破れば日本はまたまた軍国主義に戻ってしまうなどというのは、根拠のないばかばかしい迷信だ。思い込み、強迫観念だ。
ましてや、日本は我々の国だ。アメリカで中国でもない。
また、どう変わるか以前に日本人が日本人の考えで憲法を作成するときがまじかに来たこと自体をおおいに喜びたい。
もはや日本人の立ち入れない聖域はなくなった。
各党議員諸氏は大いに議論を尽くされたい。