日露戦争の乃木希典は軍神などと言われたが二〇三高地の戦いまでは負け続け、すこぶる悪評されていたという。
こういうの見てると同じだなと思う。
負ければボロクソでなぜ負けたかは当たり前みたいな論調で埋め尽くされ、勝てば勝つでやはり日本だ‼日本はすごい わが軍大勝利みたいな勢いで湧きかえる。
どっちにしても出てくる「やっぱり論」。
サッカーファンには面白いだろうが‥‥正直、聞くも阿保らしい。
負けでも勝ちでもどちらも勝手な論評であふれている。
噓だとおもうなら少し前のコスタリカ戦の後の論評を見たらいい。
選手や監督をいかに責めていたか。やっぱり日本はダメとか。
まあ、日本が勝てたのはおおいに結構だとは思うが・・・まあ、そういうものかもね。人というものは。
だからこそこれは「世間の毀誉褒貶には何の価値もない」という証明のようなものだ。
人が一番気にする「みんなそう言っている」などは鴻毛の軽きに措くべしだ。
そんなことで一喜一憂せず選手諸君には怪我などせずに奮戦していただきたい。