断見というのは前後がない考え。常見はいつも変わらないという考え。
仏教ではどちらもとらない。
世間的にもこれは言える。
恋愛とか男女の間も「断見」の人は前の関係なんかサラッと忘れて次に行く。
ある意味クールで強いっちゃ強いけど非人情で信用に足らない。
いつも今しかないのだけどこれって悪く言うなら学びもない、人としての蓄積もない。
かっこよく見えても人間としての深みがないから美男美女でも年取れば人が相手にしない。
これに対して「常見」の愛情はいつも相手が変わらないと思っている。
定年後に離婚されるお父さんとかですね。
相手を全然見ていないね。釣った魚に餌やらないタイプ。
それで済むわけないのに。
ある日離婚届つきつけられてエーっつと驚く。後の祭り。
変わらないものはない。
人も微妙に変わるもの。そこを見定めて自分も変わる。
それでこそ人間関係は保てるものです。