「 たとえば“お告げ”の場合、一般的なイメージは「神からのお告げが!」と突然言い出す人たちですよね。でも実際は、訓練や修行を経て発揮される能力です。そういう血筋の方も多い。私の周りにも幼い頃から修行を始めて何十年も続けながら、一定の術式に則って“お告げ”を受け取っている人もいます。また日本でも海外でも、そうした人たちは『神』と『自然』をきっちり分ける傾向があまりないんですよ。 また、生涯未婚だったり金銭の富は持っていなかったり、みなさんそれなりの代価を支払っています。人間が持てるエネルギーの量は誰でもあまり変わらないので、エネルギーを大きく受け取って能力を発揮するなら、家族や私財は持てなくなるわけです。私自身は“お告げ”で大金を得ている人を見ると「ふぅん」と思いますね。」
お会いしたことはないけどヘイズ中村さんは学研の編集室でもよくお名前を聞きました。
その道では大した方だと聞いています。
おっしゃることも私にもよくわかりますね。
「人間が持てるエネルギーの量は誰でもあまり変わらないので、エネルギーを大きく受け取って能力を発揮するなら、家族や私財は持てなくなるわけです。」はほぼまんまそうですね。
冗談で私はよく「祈祷の道」は「冥府魔道を歩む道」などと言いますが、少なくとも一般的幸福を第一にした価値観を持つ人は進むべきじゃない。
世間的な意味でより幸福になりたいので祈祷を憶えたいなどと言うのは論外です。
自分でなく人を幸せにしたいなら話は別ですが。