在家で希望者には礼拝行や准胝独部法、最終的に准胝三七延命法などをしていただいている。
「終わりました、次は?」
次はない。
「終わりですか?}
終わりもない。
10万遍は一つの指標であり、この行は一生のものだ。
後は数など気にせずすればいい。
准胝法は在家の方の密教修行で唯一無二のものである。
似たようなスタンスの行法はないのだ。
護身法も本来は過ぎたことかもしれないのだが、准胝独部法の前提として三千仏礼拝した方にはお授けさせていただいている。
在家行の場合はあくまで信仰の一環である。
後は貪瞋痴の三毒を制した生活をここがけることだ。
行の本道と言うならそちらが眞俗一貫の本当の修行だ。