聖天様の霊言を聞いた、お告げを受けたという霊験では、主に男天が語ることが多い。
時に一人称が「俺」と聞こえることも少なくないらしい。
女天は表に出ないことが多い。
聖天様は男尊女卑なのかと聞かれたがそうじゃない。
女天こそは十一面観音の権化であり、男天であるビナヤキャ王を善導し、徳を積ましめる主体なのである。
したがって女天はめったに我々とコンタクトを取らず、もっぱら男天のうしろにあって調御したまう御方なのだ。
この故に聖天の法は男天以上に実には女天の法ともいう。
大体が古来いうところの奥方とはそういうものだ。
旦那を裏で制御しているのは奥方だ。ゆえに奥の方なのである。