金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

お弟子たちの大山修行

秋の葛城入峰を控え、お弟子さんたちを藤川先達に先導して頂き、相模の霊山・大山登拝に連れて行ってもらいました。

            

大山阿夫利神社です。大変霊威は強いお宮です。

ここまではケーブルでも来られます。

ここからがエライ!阿夫利神社からいきなり急な登りです。ヤマビルも多いらしい。

峰入りの演習もあり、地下足袋で登ってもらいました。

1251・7メートルの山頂、今日はいい天気!おそらくここから相模湾は一望です。

石尊大権現 大山といえばお不動様ですが、権現様は十一面観音の化身ともいわれてきました。

  奥の院なんてあるんですね。

            

            南無石尊大権現

 

ジャーナリズムでまず大事なのは

news.yahoo.co.jp

「高熱の患者をそのまま火葬」という見出し。

これじゃスポーツ新聞や俗悪週刊誌の見出しだ。

将軍様をかばう気はないが、これ違うでしょ。

これ見たら生きた人をそのまま焼いてしまうようにみえる。

正しくは「高熱の患者 遺体をそのまま火葬」が実際の話だ。

まず正しきジャーナリズムは目を引くための誇大な表現より正しい内容がより大事だ。

 

韓国人を代表するジャーナリスト・高英起氏自身のためにも良くないと思う。

 

 

 

 

2022年岩手紀行 浄土ヶ浜の巻&「駒龍」さん

 

翌日は安比を後に浄土ヶ浜へ出発、岩手の海・リアス式海岸は初めて。

津波被災地を見ておいては?という社長の提案。そうですね。毎度岩手にきていて被災地を訪れないのは僧侶としてこれはいけませんな。

浄土ヶ浜の地名は、天和年間に宮古山常安寺七世の霊鏡竜湖(1727年没)が、「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられたと言われています。 

なるほど・・・透明度が高い。

 

津波被災者のことを想って心経一巻読誦。

この美しい海から災いはやってきたのですね・・・

 

宮古市は海沿いには大きな壁が延々と作られていました。

1000円に一度と言われた大津波、でも津波から命からがらに助かった人たちにしてみれば明日にでも来たら・・・という深い恐怖があるのでしょう。

おそらく誰も作るのに反対しなかったことでしょう。

仲良し親子。小野寺社長とご子息。

ウミネコさんたちです。

街のここまで津波が来たそうです。塩水に漬かった歩道橋などの随所に錆がみえます。

最後は社長なじみの老舗料亭「駒龍」でお食事。

駒龍さんは近々おかみ交代。今のおかみは大おかみに。四代目誕生。おめでとうございます。こちらで銘酒をプレゼントしていただきました。

いつものことですがおいしいもの巡りの旅になっちゃいました。お許しください。

 

駒龍は盛岡一の老舗料亭。

駒龍さんの初代女将は駒龍という芸者さん。

「盛岡芸妓」は有名で昔は芸者さんはかなりの人数いたらしい。

今でも芸に年期の入った一流のお姉さんたちがバリバリで活躍中ですヨ!

なかには御年90の方も。素晴らしい‼



 

精霊供養に挑む

この方は西陣聖天様の御信者です。うちには修行目的で見えた方。

私はすでにある聖天信仰に限らず諸尊信仰は原則捨てていただくことはしません。

其の侭お続けいただけばよい。

 

この方は顕教コース(とはいえ完全に顕教だけでは天台流ではない 随所に密教作法もある。)

理趣分加行1000座で修行した方ですが仕上げにやはり精霊供養をしていただきました。密教行者ではないのでいくつか省略した印言はございます。

以下はその方からの報告。


「先週の日曜日に天蓋の練習を始めたら色々と止まらなくなり気が付けば全部揃って『これはすぐ始めろと言うことか』と、月曜日から始めました。
金曜日に洗濯機の排水が溢れて大騒ぎになったなど、色々とあったようです。
家内によれば、見るたびに天蓋の形が変わっていたとか。湿気のせいも有るのでしょうが。
行をしている時には、供物のご飯が変わらないな~と思っていたものの、本日流すために確認したところ旗が立っている所から真っ黒になっていました。
行の最中には、左右から何者かが覗き込んでいるような感覚を感じましたが、特に怖いとも感じず。
供物を喜んでくれるなら良かった、という感じでした。
怖い法だと思っておりましたが、この感覚なら『この法は好きだな』という感じです。
未熟者の戯言ですが…今度お参りの際に塔婆を持って参ります。」

 

始める前までは体中に失神やかゆみが走り、精霊たちから矢の催促だったようです。

余りに酷いのでいったん、信仰している西陣聖天様の護摩で祈っていただいたら、精霊たちは一時退散したらしくピタリと痒みはおさまったそうです。

さすがですね。

 

迦楼羅鳥のような焔が出現!霊験ある雨宝院・谷田ご住職のお護摩

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2022年 岩手紀行 安比高原の巻

毎年恒例、岩手八幡平はあさひ薬局様のご祈祷。

 

着いたら即ご祈祷!その後まだ日が高いのでドライブに連れて行ってくださいました。

安比高原です。 なんとも雄大

森の中に踏み入りましたが小野寺社長が「ここは・・・クマがいそうなのでやめましょう」と。

案の定、この二時間前に実際この場にクマが出て人が襲われていました!怖いッ!!

安比高原を超えたところに神さびた神社、お稲荷さんです。

花輪線・兄畑駅 花輪線ではこんなミニミニ駅が少なくないそう。かわいいです。

メルヘンチック。

安比のインターコンチネンタルホテルに宿泊です。

素晴らしきお料理の数々。真向かいは小野寺社長のご子息です。

彼は医師を目指す極めて優秀な医大生です。将来有望。

この黄色いのは何でしょう?トロトロの肉厚おナスです。

                  


 可愛いデザート

このお肉は特に絶品でした。フォアグアかと思ったけど大きいので何だろうと思った。

           

なんだか毎度こちらにうかがうと娯楽にきているみたいで申し訳ない思いです。

明日は浄土ヶ浜の巻

 

不思議な霊狐さんの布施波羅蜜

ある行者さんと知り合いました。
霊狐さんが「この者には必要なものだ。」といって二体の仏像を指定された。
だが用意したら、「そこまででしまいだ お前の役目は終わった、もうよい。」とも言われた。

本人にもそう伝えてお仏像をさしあげた。

ご当人は大変驚かれたが、私にはこの方への別段の想いは何もない。
霊狐の言に従って布施波羅蜜の修行をしたただけ。

霊狐さんの言う通り結果的に本当にそれでその方とご縁はなくなりました。

まぁ、私というよりは実質は霊狐さんの布施行だったんですね。
だからそれでいい。
私はそう思っています。