金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

今考えていること

26歳から駆け足でやってきてなんとか皆様のおかげでお寺の経営をして参りましたが、今ではいろいろな行事も多くの皆さまに参加していただき、お寺の規模にしては講員さまもそこそこいらっしゃいます。

こんなお寺ですが皆様既に信仰十年以上、人によっては何十年単位という信徒さんも多く、今も増えております。なによりも有難いと思っています。

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有難いことはこの上なく有難く申し訳ないことなのですが、でもその数にわたし自身がだんだん対応がむつかしくなってきています。

 

いろいろお手伝いをして頂いていますが専任の人は今居ません。

来る予定もないです。基本ふだんは私一人でどれもしています。

祈願・相談・寺務・出張・講義・書き物・発送等々・

専門的なことが多いので祈願・相談はもちろん一般アルバイトでは寺務の多くも無理な部分が多いです。

私は病気できません。幸いいまのところは何日も入院という経験はありませんが。

何時もできるだけ丁寧に拝むということを考えて今後もできるだけそのスタイルは崩さないようにと思います。

ほかには何のとりえもないお寺ですし、私ですから。

 

 

昨日も「星祭の御札が来たけど、明日が星祭りなんですよね?」という質問を頂戴しましたが一日で一時間ばかりの行事でひと様の一年の息災をおがめるとは思っていません。

ですから皆さんの御札は実質がすでに祈願済みで開眼してから発送しております。

前もって札だけお渡しして当日拝むというやりかたではありません。

(御札だけ渡して後日拝む。そういうやりかたのお寺様もあります。別にそれでだめというわけではないです。)

多くの行事が前もって皆拝ませていただいているので当日はむしろ行事のみなのです。

そうでないなら20日に〆切などにはいたしません。

また、皆様の星に合わせそれぞれに違うお札が入っております。

 

でも今後もこうしていくということは工夫がいります。

 

そこで今考えているのは月行事以外の御祈祷は完全講員制にすること

現在している行事のいくつかを他の門下のお寺の行事としてして厳修していただくこと

 

それと講員の一般募集を一応やめることと思います。

講員紹介者限定とか、あるいは遠方でも日ごろ行事にご祈願しているおなじみの方とか、よくお見えになる方という風に考えています。

あるいは募集は何月までにして様子を見るとか

 

 

どれも今、まだ思案の段階ですが、いずれそうするときも来ると思いますのでよろしくご理解くださいませ。