家相札では家の不浄を抑えるために湯殿とトイレに烏枢瑟摩明王様を祀っていただくよう二枚のお札が入っています。
これは家の穢れを抑えるため。
右 烏枢瑟摩明王 左 三宝荒神
では台所の水天、荒神は?
家の中で最も火と水を使うところ。それが台所です。
電化されない時代ではかまどのある台所は家で一番エネルギーの高いところでした。
今でも家のなかで唯一火を使うところでしょう。
つまり火のエネルギーを守護する荒神様
水のエネルギーを守護する水天様が必要なのです。
家で言えば台所は火の心臓・水の腎臓にあたります。
水天様
この二つがうまく機能していれば家は水と火のエネルギーで守られて水火既済というふうになります。
水と火は相対するエネルギーですが「水火は相打たず」が家内安全の原則です。
故に水天と荒神なのです。