金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

11月滅罪会の感想その20

私たちは罪悪感から自分自身を責めたり傷つけていることがあります。

また、自分自身の本当の気持ちに気付かないふりをして蓋をしていることがあります。

 

そこに気づいて手放すとそれは終わります。

 

ちょうど暗闇にサーチライトを当てるようなものです。光を当ててみたらそこには何もなかったのです。ただ暗闇だっただけ。

 

これが懺悔の功徳です。

 

【ここから感想】


大森先生

 

先日の滅罪会ではお世話になり、ありがとうございました。

この滅罪会で感じた事をお話しさせてください。

懺悔をしているとき、子供の頃の事から順に思い出していきました。人を苛めたこと、社会人になって嫌な思いをさせてしまった人のことなど。

 

そして最後の方で自分への懺悔が浮かびました。自分が子供の頃に受けた、人に相談すら出来ないような心の傷を負った事を、ずっと何もなかったかような顔をして過ごしている自分に対して、ごめんねという念が湧き、自分自身を抱き締める姿が目に浮かびました。

 

今まで自分に対してそういう感情が起こったことがなかったので不思議でした。

今回の修行で人と自分を信じられるようなったかと言うと正直わかりませんが、これを入口として少しずつ前進していければと思います。

 

そして、大般若経結縁を結んでいただけた事、私のような者がおこがましい限りですが、この場をかりまして、お礼を申し上げます。

 

お知らせ


12月29日から31日まで納め万霊総供養を行います。詳しくは下記リンクをご参照ください。
申し込み締め切りは12月19日土曜日です。

締め切り近くなると申し込みが殺到して事務対応が遅くなります。できるだけお早めに申し込んでいただくと大変助かります。