今日は牛頭天王ご縁年開帳の初日法要で春雨のそぼ降る中、一路埼玉県飯能市へ
目指すのは天台宗 竹寺 八王寺。
ご縁繋ぎの五色のひもが付いた大塔婆
シッカリと堂内の天王様のみ手につながっています。
篤信者が集まってきました。最終的には入りきれず、お堂の外はいっぱいの有様。
私は堂の外でお参り、わたしは目や耳以外に退官で感じることにしていますので、じかに拝見できなくても苦にならない。
ここの磁場は牛頭天王をそのままゾクゾク感じられる。素晴らしい場所だ!
体にこまかな振動のように来る!
内輪話でまことに恐縮ですが・・・実は今日同行した藤川師はこの天王様のお導きで大きく人生の舵を切った人。
丑年生まれのせいか人生後半の展開を求めて竹寺の天王様にお参りの後、私から声がかかって金翅鳥院で45歳の年から三年の間修行したという裏話があります。
それと前後して私のところへは今、藤川師の上願寺でまつられている牛頭天王が偶然舞い込んできて、それを入山した彼に励みとなるように提供しました。
後日の専門家のお話でこれは鎌倉時代の作品と聞いてびっくり!
鑑定した人もビックリ。それまでせいぜい江戸時代後期のものと思っていたのです。
その後、当院から出て教会教師として活躍。東京都支所長を歴任。
年建物を購入して名実ともに自分のお寺を持つまでになった。
ここの牛頭天王様にはそういう御因縁を頂いている。
だから今でも彼にとって竹寺様は忘れることのできない特別な有難いお寺なんです。
竹寺はお料理でも有名。やはり来合わせた実相院様のお手配で美味しい精進弁当を頂きました。
本地仏 お薬師さまを祀る瑠璃殿の裏はまさに竹、竹、竹!素晴らしい。
透き通るような翆の世界のイメージです。
お土産はいろいろあるけど、この薬膳茶と笹羊羹はおすすめ。
正直、この薬膳茶は癖がなく健康茶の中では最高にうまいお茶です。
護摩のお供物にいただきました。なんとも陰陽道色豊かな瓦煎餅
こんな集まりもあります。
春の大祭は四月十一日㈰午前11時からです。是非!