弟子の一人がお身内の人型作って非常に効果があったという。
肺疾患。
肺疾患の多い家系とお見受けしたので「青面金剛」の信仰をすすめた。
たまたま二体あるので「あんまり怖くない方の御方を…」というのでそちらをお譲りすることに。
※お譲りする予定のご尊像
師匠の師匠の師匠・中嶋庚岳師からはじまり、わが一門には青面金剛が付随する。
上座の弟子を見たらなんだかんだといて皆祀るようになっている。
そういう因縁なのだろう。
青面金剛を本当に拝むときには肉食はいけないという。
眷属夜叉が血の匂いで荒れるから。
そもそもが毘沙門天の部類だと思う。
儀軌には普段から孔雀明王を拝めという。
他にも不動尊を拝んでおくとか、荒神を一緒に拝んでおくと霊験が確かだというような口訣がある。
今日そんなわけで拝んだら、どういうわけか、聖天様が乗り出してくる。
仲がいいのかな。
青面金剛を拝むなら私も拝め!という感じ。
そんなので青面金剛供なのですが、ほうってもおけないから行法の末には聖天真言を千遍と「大聖歓喜天使呪法経」をあげて終わった。
青面金剛も元は暴悪の夜叉、毘沙門天八将軍の阿吒縛迦夜叉大将( 太元帥明王 )の化導で善神になった方といわれます。
そこのところで魔王の聖天さんとは気脈が通じるのかも。