新しい名前が必要だとルーニー氏が考えたのは、スズメバチ(Vespa)属に分類されている種はどれも本来の生息域にアジアが含まれているからだ。
「すべてのスズメバチ属がアジア原産です」とルーニー氏は説明する。つまり「アジアン」は不要な形容なのだ。「これはクジラの名前に『ウミ(海)』をつけるようなものです」 さらに新型コロナウイルスの感染拡大で反アジア感情が高まり、アジア系住民へのヘイトクライム(憎悪犯罪)が増加したことから、侵略的外来種に「アジアン」などの否定的に受け止められる可能性がある名前を付けると、さまざまな方面に悪影響が及ぶ危険があると、ルーニー氏は指摘する。
一方、日本在住の牧野氏は、生物の一般名から「アジア」や「アジアン」という言葉を一概に排除する必要はないと考えている。「地名にちなんだ名前は便利で覚えやすい場合が多い」からだと牧野氏は言う。
牧野博士に賛成!
「スズメバチの名前にアジアをつけたらアジアに対する差別だ」などというやつは頭から脳みそだしてアルコールで洗っとけ。
それこそスズメバチに対する無理解な差別だ。
どうしてマイナスイメージでしかハチを見ないのか?
愚かな人間どもめ。
アフリカライオンは人を襲うことでも知られるがそのアフリカとつく名前はアフリカ人を侮辱することになるとでもいうのか?
果樹園で害虫とされているアメリカシロヒトリの名前はアメリカ人差別なのか?
バカもいい加減に言ってほしい。
差別はものの名前にない。こじつける人のこころの中にあるだけだ。
その訳は、いかなる生き物も自然界で役割がある。
それを否定してイメージ先行の悪者呼ばわりは自然ひいては宇宙に対する冒涜でしかない。
いかなる生き物もまだ人間がその役割に気が付かないだけだ。
愚かな人間の持つひがみ根性や差別意識など当のスズメバチの知ったことではない。
むしろアジアでなく「日本スズメバチ」でもいい。
「世界最大の蜂」が日本に入る。
生物学的にはむしろ誇ってもよいことだ。