金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

霊と因果 水子供養に想う

霊と因果は別です。

 

最近は女性の権利ということが盛んに言われて水子供養など勧めると「女性差別だ」と言われかねない世の中です。ひところは盛んだった水子供養ですが、拙寺はお盆しか供養事しませんが今はペット供養の方が多いですね。

 

たしかに水子供養と言っても子供は二人でできるものですから父に当たる人にも因果上の責任問題は平等に来ます。

ただし女性は直に堕胎というリスクを負うので胎内殺された赤ちゃんが地縛霊化してしまう可能性がある。

結果、術後の体調不良になっている場合もあります。

これは霊の問題で因果や業の軽重の問題ではない。

水子さんを父である男性が供養をしたいという場合がありますがそこは何も問題ない。

男性であれ女性であれ、どちらでも自分の赤ちゃんを供養するのにいいもわるいもない。ジェンダーの問題等関係ないと思います。

なお赤ちゃんに怨念や祟る気持ちなどはありません。

父であれ母であれ、せめて、してあげられることはしてあげて欲しいと思うのみです。