金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

人を祈って元気になるタイプ

弟子に教育の一環として習わせた「レイキヒーリング」をさせてみた。

まあ、本人は形はレイキだが真言をいろいろ送ってみたそうだ。

するとこちらもほぐれる。

送り手もほぐれる。

人を祈って元気になる。

こういう人は祈祷向きだと思う。

少なくとも手で揉むよりはるかに良い。

(もむのは超へたくそだ)

世間に多いのは人は楽になっていくが自分はガックリ来る人。これはダメだ。

ご祈祷にもむかない。

いわゆる「しょってしまう」タイプだ。

自分のエネルギーを分かち与えるというイメージだ。

そうではなく、エネルギー源は別にあり、クライアントと並列につながる媒体と考えるならその科はない。自分にもエネルギーが回る。

加持とはそういうことだ。

 

特別な力みはいらない。

法身大日の加持は我々生き物は常に受けている。

同じように自然なことなのだ。

さあ、拝んでやるぞ!という力みや覚悟などいらない。邪魔だ。

水が低きに流れるのに力みはいらない。

レイキも聞けばそういうものらしいが、実践ではどうも力みが入る人が多いという。

 

こういうエネルギー供与型体質で抜群に祈りの効きがいい人もいるが、まあいってみれば身代わりタイプだ。

考え方が何かを犠牲にしないとダメだと考えるとこれに拍車がかかる。

仕事として継続的にすれば害は必ずその身に至る。

例えば歌を歌って、つかれるような人は歌手には到底むかない。

何曲も歌を歌ってますます興がのり爽快にならねば聞く人にも届くまい。