エルドアン大統領はここのところ、プーチン大統領に「恩を仇で返す」ことばかりし続けている。例えば、トルコの攻撃用ドローン「バイラクタルTB2」をウクライナに供与し、ロシア軍は甚大な被害を被った。ロシアが抗議すると、エルドアン大統領は、「あれはただの民間ビジネス」と、平然と言い放つ始末だ。
7月8日には、停戦の時までトルコに停留させることを条件に、ロシアから預かっていたウクライナのアゾフ大隊の捕虜5人を、あっさりウクライナに帰還させてしまった。
いざとなるとかくもあっさりと手を切るのは抑々トルコはロシアをエカテリーナ二世帝以来の旧敵として憎んでいる心は死んでいないのだろう。
準大国トルコがはなれればますますプーチンの戦争は危うい。
クリミア大橋が木っ端みじんになる日が待ち遠しい。