金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

 統合失調症患者の犯罪行為 無罪というなら行政の責任

入院経験のある方からこんなメールをいただきました。

真に恐縮です。

「内閣府の調査では、引きこもりの方が増えたような統計を出していますが、
あれは今まで厚労省がやっていた統計には、引きこもりに統合失調症の人はカウントしていないからです。
厚労省は統合失調症の主な症状に、引きこもりがあることを知っていたので、それは病気のせいで、
治療対象だったので、統計に入れなかったのだと思います。

今はその内閣府の方針のせいで、ちゃんと薬物治療していない統合失調症の人が多く社会に出ています。
ただ統合失調症には薬を飲んで抑えるという対処療法しかないのです。

一律には言えませんが、お医者さんに聞いたところでは、
統合失調症の人で病識がある人は1%ぐらいだそうです。

私が入院した時に出会った人たちは、
きちんと薬を飲んでいる病識のある人たちだったので、
また閉鎖病棟でなかったので、少し変わった人もいましたが、まともでした。

病識がないから例え通院していても、薬をきちんと飲んでいないことも多いらしいです。
また病識がないので、病院にすら行かない人も沢山います。
また薬を飲んでいても、上手く行っていないケースも多いようです。

診断書もお医者さんが忙しく、何百人も診ているので、個々の人の事は覚えていなくて、
一人一人を丁寧に調べている余裕もないようで、
出された診断書を読んでみると、全然今の状態と違っていて、いい加減なものです。」

 

 

様々なトラブルが若しもこうした政府の在り方に起因するなら、精神異常者の犯行などは政府に賠償責任があるということになるでしょうね。

この前も三人も死傷者を出して無罪判決。遺族が納得できないのは当然のことです。

本当に無罪なら罪があるのは行政だ。責任を取るべきでしょう。