辰年で龍神参拝が一種のブーム。
そこで私の知っている範囲の良い龍神スポットを紹介しましょう。
まずは九州は高千穂の八大竜王水神社
ここと対とされる八大の宮。両社は車なら近いので是非両方行きたい。
八大竜王水神社は男性の神様、八大の宮は女神ともいう・
ここすごくいい。
公益性のある大志ある人は参ってほしい。
次は奈良県坪内の天河大弁財天社、三つ首龍の弁天様。
ここも優しく柔らかな、そして強い光に満ちている聖地。
近くには大峰山上ヶ嶽登拝の町 洞川の龍泉寺・八大竜王
吉野の蔵王堂横の暗がり谷におわす脳天大神も強い力を持ちます。
大阪の住吉本宮は海の龍神の元締め
南海和歌山の那智社飛竜権現・熊野本宮日本第一大龍権現から始まって北は貴船まで一直線に奈良京都と龍神様の聖地が並んでいる龍の道です。
信貴山朝護孫子寺の空鉢護法も強い龍神。奥の院の外宮に勧請しています。
奈良にはほかにも室生の龍窟がある。善女龍王の聖地。
北陸では石川県の倶利迦羅不動寺。白山比咩神社。
長野は戸隠奥社の九頭竜大神。
いうまでもなく諏訪大明神。
龍神様にお参りするのに大事なことはチマチマした祈願はせず、志や夢を持ちいっぱしの人間になれるよう祈願するのが本道です。
龍神は海の潮の流れ、山の稜線にもその姿が似て国土創建の大きな力を持つ自然神ですから、スケールの小さい祈りは感応しにくい。
あと、公益性も高い方がいい。
だから、ただ事業やってお金儲けしたい そのお金で豪邸建てて、高級車乗って、海外に別荘もちたいとか言うのは龍神の興味から漏れるダメな祈りで、これこれこういう仕事を企て世のなかに貢献したいというようなものの方がいい。
この傾向は神道系の方が顕著。
こせこせした祈願は大きな力のある龍神様ほど一笑に付されます。
心の汚れた自利一辺倒の人は嫌われます。
一番ダメなのは小銭放り込んでありとあらゆる祈願をする人。
自分がどんな祈願したかも忘れている人もいる。
祈願は極力一つに絞ったほうがいい。
拙寺で5月にやる一願成就というのもそういう意味です。