確かにそのような場面で口にするべきではない。
国の要職にある人をして党の幹部が「おばさん」は失礼である。
まずかろう。それ以上に美しいとか美しくないとかはもっと何倍も無礼だ。
そのようなところで美しい美しくないといった評論など失礼極まる。
それをいうなら、麻生先生だって「口元のひん曲がった奇面相のおっさん」ではないのか。ハンサムボーイとは言い難いと思う人は少なくないだろう。
だが、これをきっかけに心配なのは「おばさん」「おじさん」がそのまま侮蔑語であるかのようなことになるのはもっと由々しいことだ。
おばさんは小母さんと書く。普通の日本語だ。
親しい仲なら使って決して悪い言葉とは思わない。
特に子供はよく使う。決して馬鹿にする意味で使ってはいないだろう。
関西でも「おっさん」「おばはん」は改まった場所では言わないが日常的には親しみを込めて普通に使うと思う。
この歌で言う「ちょっとおっさんこれなんぼ？」は軽蔑語か？
そう思う人はバカだと思うと言っておこう。
