「おばさん」というのは成熟した世俗的な女性の呼称でしょう。
何故「おばさん」を悪く言うのか。
「おばあさん」はもっといやがる。
中国では老師というように老には尊敬の意味がある。
女性の価値は外観の若さだけなの?そっちの方がよほど差別的だ。
実は見てくれの女性差別を助長しているのはそういう人に他ならない。
そのくせ自分の容貌が衰えるとそれを少しでもそれを思わせることばさえ過敏に憎む。
「おばさん」もそれだ。憎むべきはその矛盾だろうが。
親戚でないおばさんは小さなお母さん「小母さん」と書く。
熟練した人生の先輩だ。それが本当だろう。
いつまでも「こむすめ」でいるほうがみっともない。
なにかというとこうるさく「差別」に敏感なくせにつくづくくだらない世の中だ。
ここに書かれている「探し物することが多い」は老人に多い。
「よっこらしょ」といって椅子を立つのもおばさんでなくおばあさんだ。
老化を感じさせるがこれは忘却しているとか、しんどいならやむを得ない。
だが、大声で笑う、笑いながら手を叩くの何が悪いのだろう。
大声で笑うのは程を越せば男女問わずに下品だが。
最後の激しいボディタッチはよくないね。
若くてもする。年齢関係ない。性別も関係ない。
問題になっているオジサンのボディタッチ行為はよく「やりだま」にあがるが女性の場合は許されがちだ。
男性などはボディタッチしてくるのが若い女性だとてかえって喜ぶバカもいる。
礼儀や常識の問題だ。
これに性的なメッセージなどほとんどないだろうが、垣根を超える行為ではある。
おばさんの行いではなく「無礼者の行い」だ。
正しいおばさんはそんなことは若い奴よりしない。
当院にいた女性の弟子で笑いながらパンパンと私の腕を拳でうってきた人間がいたので「無礼者め!師に気安く触るな!」と怒鳴りつけたこともある。
そういう他人との境界線のない人間は「無礼者」だ。
許しておけば垣根を越えてどんどん増長する。
結局、そういう行為をする人は慎むということがない人間なので、その前後もトラブルも多く、そののちも、暴言を吐いたのでやめて頂いたがそれでいいと思っている。
惜しむらくは、もっとはやくやめてもらうべきだった。