ウサマヴィン・ラディンの息子
この烙印は今後どれだけオマール氏を苦しめるだろう。
「悪魔の子」「大量虐殺者の血の流れた人間」
ツインタワー崩壊の犠牲者の遺族たちは彼をつよく憎むだろう。
一連の事件で彼が何もしていなくても。ただの子供だったにしても
彼を憎むことでやり場のなかった怒りを容赦なく叩きつけてくるかもしれない。
だがそれはしかたないことだ。
積極的に罵らなくても自分の身内の女性、姉、妹・娘、姪が彼と結婚するとしたらどう思うだろう。
だが思う。
罵る人を止めるものは法律ではなく、人々の彼への理解と知性でなくてはならない。
かれを罵ることに意味はあるのかという問いでなくてはならない。
ヴィンラディン氏にしてもただただ、否定し彼が一体なぜアメリカを強く憎み、あんなことをしたのかを問うことないがなら人の知性や理性は死んだままと言えよう。
どこかの国のようにささいなことでもすぐに「ヘイト」だ「差別だ」「ハラスメントだ」と口封じの条例や法律に作るところに根のある知性や理性は育つのだろうか?
私は大いに疑問だ。
絵画を愛し、平和を願うオマール氏の前途が明るいものでありますようにと祈りたい。