「モーガンさん達は子猫を自宅に連れて帰ると『ポリー』と名付けて、お風呂で全身のノミを取り除きました。その最中に12歳の愛犬の『パクストン(愛称:パックス)』がポリーの鳴き声を聞いて、調査しにやって来ました。
お風呂の時間が終わると、パックスはすぐにポリーを連れて行って、優しく世話を始めました。ポリーはパックスに温かいぬくもりを感じて、フワフワの毛の中に頭をうずめました。そしてピタッと鳴くのを止めて、パックスに寄り添いながら眠りについたのです。
ポリーは再び独りぼっちになりたくなくて、パックスから決して離れようとはしませんでした。
モーガンさんはポリーが離乳するまでの3週間の間、一日に何度も哺乳瓶でミルクを飲ませました。パックスはいつもポリーのそばで待機しながら、ミルクを飲み終えるのを辛抱強く待っていました。
そして食事の時間が終わるとパックスはすぐにポリーの世話を引き受けて、嬉しそうに毛づくろいを始めました。「パックスはポリーが自分で毛づくろいをする前に、ポリーの顔についた全てのミルクを綺麗にしています。」
そんな優しいパックスのことが大好きなポリーは、家の至るところでパックスの後を追いかけているそうです。」