前作「どうする家康」の11・2%を0・5ポイント下回り、大河歴代ワースト2位に沈んだ。
視聴率こそ苦戦したものの、配信は好調。「NHKプラス」は第45話(11月24日)時点で大河歴代最高視聴数を記録している。「合戦シーンがない」など、当初あった初の「平安貴族大河」への不安視の声を覆し、視聴者を魅了。好評を博し、大河ドラマの新たな可能性を開拓した。
私にはこの時代よく知らなかったので大変興味深かったが・・・
とかくこの時代はおのが利と専横を究めた貴族が天皇さえも抑えてはびこり、その筆頭として藤原氏の長者・藤原道長像が語られがちだがこのドラマにはその先入観があまりないのが良かった。
栄華を究めたと言われる藤原道長も人の世の様々に苦しめる一個の人間だったという視点はよい。
今やリアルタイムで見るか否かはもう大した問題ではない。
配信率こそ命だろう。