片目を失い、先天性の免疫疾患や潰瘍とおよそ病の巣のような小猫だった雪之丞。
黒い毛が江戸時代の歌舞伎役者が前髪の代わりに載せた「野郎帽子」みたいでそう名付けた。
もう長いことはないだろうが、せめて死ぬまでの間できるだけの治療をしたいと続けてきた。
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・・・そして、ついに潰瘍はおおきく縮小し、ここ1,2か月で体重は一キロを超えて増えつづけ、今は四キロ以上。
当家では横綱級の重さです。我慢強い猫です。
病に勝ったのか?もう一息だぞ ユキ!頑張ろう。病に打ち勝て!
この猫はなにか苦心惨憺して親の仇の土部三才を討った「雪之丞変化」みたいな🐱生です。
最近は風格が出て柳生十兵衛みたいに見える。
