金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

私の生ぬるい修行

「聖天供修行で毎日サラ水浴びていると聞いて心配してます」とのお電話を頂きました。

「私ごときにそんなことまでご心配してくださる人がいるのだ!」と思うと有り難

いのこしてで申し訳ないくらいです。

 

「修理費奉納するから早くなおしてください。」とまで言われましたが、有り難い御言葉ですが修理どころか20年以上稼働してますから全面取替えなのです。

大きなお金はかかりますが、一応用意はできますので金餞的には大丈夫です。

去年は飯縄山の奥の院でガス給湯器が壊れました。

飯縄山の場合はたまたま基盤があったのですぐに設置していただきましたが、それでも設置までの間は秋深くまで水を浴びました。標高800メートルですので、水の冷たさはこっちの真冬の比じゃない。

 

比叡山飯室谷の箱崎文応大行満は80歳になっておみ足がおぼつかなくてもお弟子様の酒井雄哉大行満がお支えになって毎日、毎日欠かさずに滝に入られたと言います。

私なんかそれに比べれば、生ぬるい修行もいいところです。

 

そんなわけで久しぶりに温水浴びずに水を直に浴びていますが、実はそんなに嫌じゃないです。いつまでこんな状態なのかは全くわかりませんが、幸いなのはこれから寒くなるんじゃなくて暖かくなることです。今は基盤がなくてひどい場合は半年以上と聞いています。

ま、心臓にはよくないかもね。(笑)

工事費もそうですがお風呂屋にかかる代金の方がバカになりません。

近所にはスーパー銭湯しかないんです。

でも、聖天様を拝んでいる最中ですからお風呂は毎日行かないと絶対にダメですね。

やれやれ贅沢な修行ですが・・・駅まで行って駐車場使うと大して変わらない。

※近所の一乃湯さん 

電気風呂。露天風呂、ヒノキ薬用風呂、クレオパトラの湯?といろいろあります。

 

魚が死ぬと思うこと

田阪は行中だったし、それでいろいろ忙しいので、海水魚屋さんに指示されていた様に大量の水替えをしましたが、塩分濃度が高かったために気が付いたときには遅、一匹死に二匹死に…今日までにほぼ半数が死にました。替えてくれる人に「濃度を測ってください」と言ったがよく通じていなかったようです。

残っているのは前々からいるフルつわものだけですね。毎日一匹二匹と死ぬので最終的にはどのくらい残るかわかりません。主要な魚ほぼ全滅。

 

水かえも全面的にやり直したいが給湯器が壊れているので冷水しか出ないので目下は何もできません。

やはりこういうものは人任せじゃダメですね…魚に申し訳ない。

 

魚が死ぬとよく思うんです。

良く食事でお魚はたべるけど、飼っているとなると情がうつって死なせて可哀そうだと思う自分。魚に何も変わりはないのにね

所詮は自分の身勝手な観念だけの問題なのかもしれませんが・・・

恐ろしいことにこれって魚だけじゃなく死んだ人間に対してもそういうことなんじゃないのか・・・?と思うこともある。

多分そうでしょ。仲の良い人も全く知らない人も同じ人間だものね。

仲の良い人の不幸はつらいけど、知らない人だとさほどには思わないのは事実です。

詰まるところ、私がとらえている外界は良くも悪くも自分の観念のなかにあるのだと思う。

お魚は食べるけどせめて合掌していただきたいですね。

また頑張ってほしい

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私的にアクのある性格俳優が好きなのでは脇役に魅力的な人が多いと思う。

年配だが石橋蓮司さんや伊武雅刀さんなどは好きですね。

成宮寛貴さんでしたっけ。「相棒」で出てましたね。

この人は紆余曲折を得てさらに毒を含み味のある俳優になれそうな気がする。

これからだ。

性格俳優として頑張ってほしい。

九州からのお客様

今日は珍しいお客様が多かった。

午前中は曹洞宗のういういしい若いお坊さんがお尋ねに。

まだ駒大に在学中の一年生で私の後輩ですね。(笑)

でも在家から一人っ子で僧侶になられたというツワモノ。

流転三界中 恩愛不能断

棄恩入無為 真実報恩者 と言いますが

他に兄弟もないというからなかなかに重いことです。親御様も良く決心された。

 

午後は九州から宗教民俗学者の大田黒先生がお見えでいろいろ興味深いお話を伺うことができました。

九州の修験についてもいろいろ話が出て実に面白かった。

中でも重要な資料で梵字のところをただ梵字としか書かないのは資料として死んでいるも同然という話になり意気投合しました。

 

九州にも八海山信仰があったりして行者さんがいたりするんですね、初めて知った。

大田黒先生のご先祖は山王様と宝満山神社の信仰があったとのことで九州宝満山に淵源のある私としてはご縁を感じますね。

 

間質性肺炎

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テレビ番組「料理の鉄人」の〝中華の鉄人〟として知られる、料理人で四川飯店グループ会長、陳建一(本名・東建一)さんが11日、東京都内の病院にて間質性肺炎のため死去した。67歳。東京都出身。同グループが14日、公式サイトで発表した。葬儀は近親者で執り行われた。後日、同グループ社葬、お別れの会を開くという。

 

間質成肺炎は今の肺炎の中で最も多いのかもしれません。

原因はよくわかっていないらしいですが・・・なにか食材性薬品に関係しているのかも。

変質して硬化した部分はなおりません。防戦一方の病気です。

私の母もこの病で亡くなりました。

周囲にも最近、患者さんの存在は良く聞きます。増えてるのだと感じる。

早くいい薬ができるといいですね。皆さんそれまでは死なないで!

 

陳さんのご冥福をお祈りします。合掌。

「来ると信じてた」

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「9年間政治から遠ざかっており、その間、誰からも注目されなかった。つまり、議員バッジの重みを誰よりも知っている鈴木議員だからこそ、ガーシー議員が陳謝に来ると信じて疑わなかった。しかし、バッジへの思い入れはガーシー議員と鈴木委員では全く違ったということでしょう」(青山氏)  結局、ガーシー議員は帰国せず、 「俺も人がよかったな」  と鈴木議員はつぶやいていたという。

 

「煮ても焼いても食えないロシアべったりのオヤジ」だが。少なくとも鈴木宗男先生はホンモノの国会議員だということ。

ガーシ―はただのはやり。勢いで議員になれちゃった人。

国や国民を思う気持ちなんかないよね。

多分の御本人に聞いても「ないよ」と軽くいいそう。

神遊びの心

広い意味では真言宗に属する「弁天宗」の宗祖だった大森智辨尊女は信徒に「弁天さまに好かれる人になれ」と説いたと言います。

智辨さんには松下幸之助翁はじめ各界の信奉者が多かった。宗教界の逸材です。

 

聖天様にも好悪があるという。

「嫌われたらおしまいだよ」と教わった。

どういう人が好かれるのか?

それは単的に言えば聖天様が好きな人です。

それはそうでしょう、相手を好きにならず好いてくれはあり得ない。

その好きというのはご利益くれるから好きとか、期待する好きじゃない。

子供が父母をを慕うような好きです。

聖天様と楽しむ心です。いかに真剣な祈願でもただただ悲愴なお参りは嫌います。

欲得あっての好きは片思いになります。

 

遊びが無きゃいけない。「神あそびの心」

聖天様と親しみ楽しむ心。

それがない祈りは余裕のない祈り、用件だけ押し付けるだけの無粋極まりない祈りです。これは男性に多いよね。無駄が嫌いで合理主義一辺倒の人。

そう言う人は一番嫌われます。

まごころがないから・・・

真心とは一切の条件だの注文だの計算だのをを外した心です。

女性は神遊びしやすい。巫女さんの仕事は神遊び。

無心になって神と遊ぶ。

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一番嫌われるのは計算高い人。

心の冷たい人。

聖天尊を踏み台にしようとする人です。

 

天尊はそんなはお見通しです。

でも行者はそういう人が天尊に近づかないように目を光らせないといけない。

聖天信仰したいというけど「ああ、好かれないな。この人」と思う人は男女問わずいますね。

「幸せ色」

くつろいでいるカメレオンは七色に染まります。もう夜ですが起こしてしまったかな?

この美しい色みていると「幸せ色」っていうのがあるならこういう色かなあと思う。