金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

私もそうだとは思うが・・・

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 名古屋市の河村たかし市長は22日、市が条例で定めた「なごや平和の日」の意義を問われ、「(戦争で)死んでいった人たちに思いを寄せないといけない」と述べたうえで、「祖国のために命を捨てるのは高度な道徳的行為だ」と発言した。

 

 

私もそうだとは思うが、美徳なるがゆえにそれは決して強要されてはならない。

なんであれ、強要されるものは美徳でない。

四川省成都より道館の主 来る

今日は中国は四川省成都にある道仏習合のお寺の方が見えました。

道教の寺は道館といいます。

斗母をお祀りしているそうです。道教では摩利支天に近い神様です。

 


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ほかに薬師如来や大黒天も。

道教ですが密教も関心あって日本で修行され、灌頂もうけられた由。

やはり拝んでいる方というのは私の話をよく理解してくださる。

多くの点で共通を見ました。

この方はなるべくして道士になった方のようにお見受けしました。

前世でも修行しておられたのかもしれません。

女性ですが自分が経営していた会社をきっぱり手放してこの道に入られた方です。

こういう決然たる女行者に合うのは久しぶりだ。

なかなかいないね。

行者は男女問わず、ある意味、「孤独の必要性」を理解していないと難しい。

修行したいという女性は多いけど、こころのなかにはどこまでも人との絆を欲する心が見える。

でも修行はいくら励もうがその淋しさや人恋しさの代用にはならないですよ。

究極はその本尊と我しかない世界にいなくてはダメです。

でもほとんど、そこまで思い切れない。

思いきれなくても全然いいのです。それが普通の血の通った人間ですからね。

・・・だがその普通の心ではギリギリ及ばぬ世界がある。

そこまで行くのかどうか、それだけの話。

 

守護神の斗母元君がはっきりしていますから何を学んでもいずれそこに立ち還るのだと思います。

最後に孔雀明王の話になりましたが私が孔雀明王についての独自の見解を話しましたが、それも私もそのように思っているとのことでした。

中国の人はなぜか孔雀明王が好きですね。前にも孔雀法で祈祷してと言われました。

その時は祈り馴れない法で祈ってもおぼつかないので、十一面様で祈りましたが・・・

お土産に素晴らしい作家の作られた銅香炉を頂戴いたしまいした。

 

共業の話

「ぐうごう」と読みます。

民族の業とか地域の業とか言うけど、本当は皆の業が作り出す業のこと。

それは時代というものの形成でもある。

共業はゲシュタルト的な業で単に個々の業の寄せ集めではない。

それらが集まることでまた想像もできないようなものも生まれるということです。

良くも悪くも。

たとえわずかでも個々の業とまったく関係ない業報は受けない。

それは仏教の言う因果論ではない。

「もう一体いますね」

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5年ほど前のことです。

この記事の「寿恵廣弁才天」の木像は新しいものでなく、古い尊像を開眼しなおしたものでした。

岩座に蛇が頭を出しているお像で共厨子のもの。

それ拝んでいたらどうももう一体いるなあと思う。

ミイさんがもう一柱いる。

 

そうしたら今、園城寺で修行中のH君( 当時はキックボクサー )がおりからやって来て、

「・・・もう一体いますね」と厨子を見てそれだけ何げなく口にした。

「・・・うむ」というそれだけのことだったが、まあ、結局、そっちは寿恵廣さんいついていったようです。

なるほどね。この人わかるんだなあ…と思った瞬間です。

霊覚については「私、霊感強いので・・・」などと言う体験談はしょうもない話が多い幻覚の類がほとんどだが稀にこういう人もいる。

 

 

 

 

 

お金は金ではなく土のもの

五行思想、木火土金水のなかで「お金」は金ではなく土のものです。

神仏も土に関係する方は金運に強い。

 

お金は土だから吉相の地は財を生む。

財運の上で土地は欠かせない。

凶相の土地では頑張ってもし成功がおぼつかない。

風水って結局そういうこと。

土に関係する方、地蔵尊、地天尊 その化身である大黒天はストレートに財を生みます。

道教の方でも同じ、土地公は財の神でもある。

毘沙門天様も兜跋毘沙門天なんかは足元を地天がささえていますね。これもそうだと思います。

どうしても、成功したかったら吉相の地に吉星の回ったときの方位で引っ越してしまうのが一番確実に近いやり方です。

人間、本当に運がなくなったらもう動くこともできないものです。

その時はアウトです。

ほうっておけば悪い方位に越したら次も同じタイプの悪い方位に行くものです。

そういう悪い磁力が働くのが方位の怖いところです。

大概そういう人は万人に障る凶方位を繰り返し犯しています。

 

いよいよ必要となった「憲法9条」の改正   

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「日本、米国、フィリピンの首脳会談で確認された3カ国による安全保障協力は、南シナ海の安全確保にも日本が責任を持つことを意味する。南シナ海は中国が不法に領有を宣言し、フィリピンをはじめASEAN(東南アジア諸国連合)諸国との間で日常的に衝突が生じている。今後は日本も「グローバル・パートナー」として責任を分担しなければならない。 以上は、いわば国際公約であり、それを実現可能にする国内法整備が必要となろう。 遅まきながら経済安全保障のための「セキュリティ・クリアランス法案」は衆院を通過した。特定秘密保護法の経済版だが、先のオーカスをはじめ同盟国・同志国との先端技術分野での連携が可能になる。今回は野党もメディアもおとなしいが、特定秘密保護法制定の際の大騒ぎは何だったのか。 憲法改正も必要となろう。安全保障で連携するにしても、自衛隊は憲法上の位置付けすらない。根拠法は自衛隊法と防衛省設置法だ。憲法明記は当然だが、今改めて憲法9条2項の「戦力の不保持」を維持したまま、インド太平洋の安全確保が可能なのかを考えなければなるまい。 自衛隊を他国の軍隊なみの組織とし、今は限定行使しかできない集団的自衛権をフルスペックで行使可能にすることだ。これらを真摯(しんし)に訴え、憲法改正を推進する。自由社会を守る責任ある「グローバル・パートナー」であるための裏付けが必要となる」

 

軍事同盟を結んでいるのに軍隊やそれに値するものが存在しないのはあり得ないだろう。

「四年後に自衛隊解体を目指す」と言っていた共産党や、それに同調した立憲民主党がいかに国際情勢の期待している日本の役割を全く考慮していないかがわかる。

アメリカや周辺諸国と縁を切れると思うのだろうか。

あるいは中国の属国になって守っててもらう気だろうか?

 

余りに無責任な暴言だ。

 

そもそも、中国や韓国をおびやかして申し訳ないなどとはバカバカしくてへそが茶を沸かすわ。

中国は実質世界第二位の軍事大国。韓国だって日本以上の軍事力を誇るアジア有数の軍事大国だ。

軍隊もったら彼らに申し訳ないなどとは微塵も思わない。