金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

ラッキーアニマル、フルーツコウモリ生まれる

話が前後しますが新節のおめでたい日にフルーツコウモリが生まれました。
これで生まれたコウモリは三匹目です。勿論親コウモリがいたので生まれたのですが、先日、東北の信者さんがお参りに来たついでに当院の動物を見たいというので「蝙蝠もいますよ。」と云ったら「蝙蝠なんて珍しくないですよ。うちのほうじゃウンといますから。」と云っておられましたが実物を見ると「これは可愛い!」といって感想を漏らされました。
フルーツコウモリで日本にいるようなのではないのです。
私は自分が密教占星術では女宿と云う星です。27宿には皆それぞれ動物がついています。女宿は蝙蝠ですから私はコウモリを大事にしています。これは一種の開運法でもあります。
コウモリというとドラキュラなどを連想するのか怖いとか気持ち悪いとかいう人もいますが東洋では古来からの吉祥の生き物です。
蠅や蚊を食べる益獣ですし、コウモリは中国では蝠といいます。これは福と発音が同じで縁起がいいとされているのです。ですからコウモリが飛んでくると「福が来た。福が来た。」と中国では喜ばれます。
中国の農民歴と云う暦は日本でいう陰暦ですが、その暦本の表紙に赤いコウモリの群れを従えた寿老人が描かれていることがよくあります。
私は動物好きですから生きたコウモリを飼育していますが、実際は生きているものでなくてもいいのです。なんでもいいのです。たとえば、ストラップでもキーホルダーでもぬいぐるみでも自分の宿の禽獣を可愛がると運は上がってきますよ。
たくさんいりません。自分が気に入った動物のグッズを少しだけ持ちましょう。
例えば虎が禽獣でしたら自室に郷土玩具の虎をおいてもいいですし、あるいはトラ柄のニャンコを飼って可愛がってもいいのです。
ただし、生き物の場合は玩具ではないので面倒を見たりして可愛がれない開運本位の心だけならやめておくべきです。動物が迷惑しますので。