これはかねてヒンズー教を学んでいた私のお弟子さんがインドのお師匠さんから頂いたルドラクシャマーラ(お数珠)で私にプレゼントしてくれたものです。
ちゃんと108粒有るので外出の時は念誦に使っております。
勿論、声は出しませんが電車のなかなんかでも座れれば臆面なく念誦しています。
彼のお師匠様は在家の行者ですがインドのタントリック(秘儀修行者)の間ではとても尊敬されていてヨギラジ(ヨーガの王者)の異名がある方だそうです。
ヨギラジの息子さんたちも皆優れた術者だそうです。
ルドラクシャは大変神秘な力があるとされ、この実は良く見ると割れ目があって五つに割れているのですが、これがもっともオーソドックスでこの数はヒンズーではシヴァ大神をあらわすとのこと。ほとんどがこれです。
もっともルドラ―クシャはルドラ(シヴァ)のアクシャ(涙)と云う意味。
でもほかにも割れ目の数によって神様や惑星が決まっていて特にインド占星術では星の悪さを除くのに宝石かルドラ―クシャを使うとのこと。
またルドラ―クシャはつけているとオーラが変化したり。、霊的能力が開花したり、前世からの宿命が何となくわかってきたりするとも言われているらしい。
因みに私は金星が減衰しているので占星術的には6面か13面がいいらしい。
でもって、13面はこの間買いました。(だいたい面数が多いほど高価なようです。)
最近、そういうわけでルドラークシャに親しんでいたら左手の太陽線がグッと濃くなったようで、なんとも不思議です。
左手は潜在意識の手で、太陽線は幸せ運をあらわすそうですのでうれしいのですが、インド占星術では私は去年から土星の時期、土星が巡る期間は最悪だそうで術者の方にそこをお尋ねしたら、どういうわけか私は土星はむしろオーケーなんだそうです。
先ず一安心。宿曜道でも来年からよくないのでブッキングできたらかなりひどい目にあわされそう・・と思っていました。
まあとはいえ健康面はやはり注意しないといけないとのことです。
インド占星術の除災開運の方法は宝石を身に着けるのが有名ですが、宝石は副作用もあり、外したら大変な反動が来ることもあると言います。
また、つける時期や製法、品質にもうるさい規定があるらしい。宝石ですから当然お値段もいいですよね。
インド占星術絡みではないのだけれど、先ほどの彼がインドでラピスラズリを入手して師匠に見せたら一目見て「お前はどうしてこんなくだらない石を買うのだ。返してきなさい。」と叱られたそうです。良し悪しがあり、良くないとかえって不幸を呼ぶそうです。その点考えると目利きなしにパワーストーンなんて買いあさるのは危険かもね。
ルドラ―クシャは宝石ほどやかましくもなく副作用もないので安全だそうですが、やはりこれ自体が神様なのでトイレなんかに行くときは外すのがいいらしい。
インドではトイレの入り口にルドラークシャを外してかけるようになっている所もあるそうです。
但しニセモノを中国あたりで大量に作っているらしいので求めるときはその点ご用心ください。欲しい人は定評や信用あるお店で買いましょう。
