金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

ジャンバラ尊のタンカをお迎え

夕べ、かねてより予約していたチベットのジャンバラ尊のタンカを銀座のダルマサーガラさんに行ってお迎えしてきました。
傘を持っているので毘沙門天にオーバーラップしていますがマングースを持つのでジャンバラとのこと。

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唐の国の兜跋毘沙門天出現のお話では、不空三蔵の祈りで金色の鼠が大群で敵軍におしよせ弓の弦を食い破ったと言いますが、元はマングースだろうと思います。                                            
中国中原部にはマングースいないですから鼠で代用?            
(日本の荼吉尼天の狐とジャッカルみたいな関係かも。)            まあ、そのあたりになるとジャンバラと毘沙門様はほとんど同じ神様です。御真言は日本では四天王の真言「オンゼンバラシャレンダラヤソワカ」と同じだと思います。ゼンバラは元々はジャンバラなんですね。このタンカはこの前のプージャにニチャン・リンポチェが総開眼されたものの一つです。  
他にお弟子さんの祀る龍女像もお預かりしています。