日光修験道を率いる伊矢野慈峰師が、日光修験の「柴燈護摩諸作法」のご本を作られたというので送ってくださいました。新しく日光修験法流用に刷られた由です。
日光修験道では法螺でも柴燈でも峰入り修行でも非常に力の入った指導をされているようです。ジックリ拝見します。合掌。
畏友 伊矢野師とは40年近いおつきあいをしていますが、私の近くにいる真の善知識の一人です。この人には教えられること多々です。
神通力、妙智力があるというより、いわば妙通力があるというのがぴったりな人です。 こんなこともありました。
昔、一緒に男体山登拝修行を終えて地元の駐車場で一息入れていたら、いきなり車がバックしてきて伊矢野師は、なんと前と後の車のバンパーに 挟まれてしまいました。
ところが驚いたことに本人はなんともなくバンパーのほうが、伊矢野師の胴のかたちそのままに大きく曲がってしまったのです、これにはその場の全員が驚いたですね。
神通広大。
それでいて気取ったところ何もなく気さくに酒と修行者を愛する人。
そういう人なんです。