結構なことですね。
でも…多くの方が仏道修行以前に父であり、母であり、夫であり、主婦、親の介護者です。
それをなおざりに措いては仏道修行はあり得ません。
なおざりにするなら、それは逃げとしての修行の皮を被った一方策にすぎない。
真言念誦なんかより子供の弁当作らないといけない。
忙しいなら読経三昧より夫婦の会話です。
在家にとっては坊主の真似事なんかより大事なのは家庭です。
そっちのほうがずっとずっと大事です。
座禅だろうが読経だろうがそういう大事な役割の間をぬってすればいいんです。
そこ忘れると仏道修行はニセモノです。
他に何もない。
たとえ出家していても世間的に宗教者として立っていないならそこは同じです。
寺院住職や教会の主管者なら、まず、社会的にも宗教者として重大な責任がありますから、基本姿勢は手前ごとは措いて仏事優先、寺務優先でも当然ですが・・・。